bh09rkxr2gphtc4961jqgn76acu67a お祈り担当の蟻

 ”自分の主治医は自分”

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お祈り担当の蟻

January 3, 2018

昨日の新聞から。


和歌山県内の病院で働く看護職員のうち、
慢性的に疲労を感じている人は76%、
健康に不安を感じている人が69%、
仕事に不満や悩み、
ストレスを感じている人が66%――。
和歌山県医療労働組合連合会(県医労連)の調べ。

理由は
「人手不足で仕事がきつい」と
「思うように休暇が取れない」
<朝日新聞apitalより>


昔から看護師の仕事は
きつい、
というイメージがありますが、
こんなに大きな数字とは・・・・
7割以上が慢性疲労なんですね。



アメリカでは2000年ごろから
病気による欠勤=アブテンティイズムに
対してプレゼンティイズム
という概念が
提唱されるようになっています。


プレゼンティイズムとは
まだ病気ではなく
出勤はしているが、
慢性疲労などから
業務能力が低下している状態、

を言うそうです。


漢方で言う所の、
いわゆる未病ということですね。


このプレゼンティイズムによる
労働生産性低下に伴う
潜在的損失を推定する方法まで
開発されているそうです。



でも確かに
元気に満ち溢れて、
やる気満々の職場と
疲れきってストレスフルな職場では
生産性に差があるのは
素人が考えてもわかります。



働き蟻の法則というのを
ご存じでしょうか?

北海道大大学院農学研究院の
長谷川英祐准教授が2004年に発表したもの。

働き蟻の集団を観察すると
2割くらいの働かない蟻がいるそうで

その2割の働かない蟻だけで
集団を作ると
その中のまた2割が働かない、

働く8割だけで集団を作っても
そのまた2割は働かないのだそうです。


腰の軽い蟻とそうでない蟻がいる、
と長谷川氏は言いますが、



それよりも
私は、働かない蟻がやっている
何か人間にはわからない
役割があるのでは?

と想像する方が魅力的に思えます。


たとえば、
懸命に働いている蟻を
励ます役目とか
愚痴を聴く役目とか

もしくは、
お祈り担当とか・・・(笑)


仕事に直結してなくても
そういう存在があることが
どれほど
職場のムードを変えるか、

想像すると楽しくなってきます。



7割もの人が
辛いと感じている職場で
働き続けることが
どんなに、
多くのものを消耗させるか。

カラダの健康だけじゃなく
ココロも、
そして長い目で見れば
経済も。



2割の蟻を見習いたいものです。

少数派が認められる世界、というものが
これからの
本当に大切な課題かもしれませんね。

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