”自分の主治医は自分”

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また消える、ひとつのCAM

August 23, 2017

狩猟民族とか

農耕民族とかいう言葉があるけど

日本だって

弥生時代以前は狩猟民族だったのよね?

 

農業が始まったのは、ほんの

ここ2,3000年くらいのことだから。

 

そして、

東北の秋田には、つい最近まで、

マタギという

狩猟で生計を立てる人たちがいました。

 

 

 

佐藤 良蔵(さとう りょうぞう、1924年 - 2013年)

 

2009年(平成21年)春、

渦模様が刻まれた黒い二連発銃を

地元北秋田警察署に返納し、

現役マタギを引退

この方が最後のマタギだそうです。

 

 

 

マタギが村人に提供してきたものに

もちろん、

熊をはじめとして

様々な動物の肉があるけれど

 

それ以外に、

熊の胆(い)に代表される

伝統的な医薬品があったそうです。

 

 

マタギの医薬品に対する知識は

かなりのもので、

しかもその

熊の胆(い)を行商して旅をし

その収益で村が潤っていたのだそうです。

 

 

 

 

そんな伝統医学が

表向きは

全面的に消えることになったのが、

 

1883年(明治16年)

 

明治政府は

「医師免許規則」

「医術開業試験規則」を出しました。

 

このときより、

医師と名乗れるのは

西洋医学教育機関を卒業したものか、

全ての試験科目が西洋医学に属する

「医術開業試験」を合格したもののみ

となったというわけ。

 

 

漢方医学そのものは

潰されてはいないけれど、

漢方医学を取り扱えるのが

西洋医学を学んで試験に合格した医師のみ??

 

となったことから、

従来の漢方医師は

大打撃をうけることになったそうです。

 

 

 

西洋医学以外の療法はすべて

原則、認めない

という明確な国の方針が

この時に決まったというわけ。

 

実はこの時、

接骨医も

漢方医と同様の道を辿ることとなり

 

接骨医も接骨業を行う為には

「医術開業試験」に合格して

医師にならないとダメ!となったそうです。

 

 

それまで、

接骨医として生計を立てていた人は

たいへんだったんだろうなぁと

同情してしまいます。

 

 

 

マタギも

それまでみたいに、

熊の胆(い)売っていたら

 

表向きは、この

「医師免許規則」違反で

訴えられかねなくなったのよね~~~

 

ちなみに

医師法は昭和23年

薬事法は昭和35年制定ですね。

 

 

 

最後のマタギであった佐藤さんが

4年前に亡くなり

 

マタギの敬虔なる自然信仰も、

豊かなマタギ文化も

 

そしてマタギが伝え続けてきた

マタギ独自の伝統医学も滅び

 

私たちは

またひとつ、

大切なものを失った

と言えるかもしれません。

 

 

西洋医学以外の、

今はCAMとか

代替補完医療と呼ばれているものについて、

また次回も書いてゆきたいと思います。

 

 

追加情報やコメント、

よろしくお願いします(*^^)

 

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